クラフツマンシップ
テロワールへの情熱
私たちは葡萄の樹とテロワールに
誇りを持っています。
この土壌はかけがえのない
レガシー
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なのです。
シャンパーニュ造り
8月~10月
葡萄の収穫(ヴァンダンジュ)
シャンパーニュの伝統を尊重し、葡萄は手摘みで収穫します。毎年12万人が収穫にあたり、澄んだ上質のシャンパーニュを造るために、状態の良い葡萄の房のみを選んで摘み取ります。
ベルトラン・ロピタル
収穫当日
圧搾
収穫したての新鮮な葡萄を、時間をかけて一定の圧力で圧搾し、繊細で微妙なアロマとフレッシュな口あたりが特徴の最高品質の一番搾り果汁を抽出します。この工程は収穫したその日に行わなければなりません。
オロール・ゲルルスカン
6~10日間
一次発酵
果汁をワインへと変化させる工程です。酵母と糖を果汁に加えると、果汁に含まれる糖分と反応し、アルコールが造られます。澱はステンレス桶の底に沈み、ワインは自然に澄んだ状態になります。
オロール・ゲルルスカン
アサンブラージュ(ブレンディング)
アサンブラージュはシャンパーニュのアイデンティティを決定づける工程です。セラーマスターは、葡萄品種、葡萄畑、収穫年が異なるさまざまなヴァン・クレール(澄んだワイン)を使い、将来のシャンパーニュの基礎となる完璧なワインをつくり上げます。
ベルトラン・ロピタル
ティラージュ(瓶詰)
アサンブラージュしたキュヴェに、「リキュール・ド・ティラージュ」と呼ばれるスティルワイン、糖、活性酵母株の混合物を添加して瓶詰めします。現在、大部分のボトルは「ビデュル」と呼ばれる栓と王冠で密封されます。
オロール・ゲルルスカン
6~8週間
二次発酵
ワインが個々のボトルの中で二次発酵し、泡が生まれます。二次発酵が「prise de mousse」(泡を捉える)と呼ばれるように、自然発生した炭酸ガスがボトルの中に閉じ込められ、シャンパーニュの象徴であるきめ細かな泡となります。
オロール・ゲルルスカン
最低3年
熟成
セラーの奥で、ボトルは長期の熟成に入ります。酵母の残骸が沈殿した「リー」と呼ばれる瓶内の澱が、シャンパーニュの味わいの特徴を決定づけます。テルモンのノン・ヴィンテージ・シャンパーニュは最低3年熟成します。これはAOCで定められている期間の倍で、ヴィンテージ・シャンパーニュに至っては最低6年セラーで熟成しています。
ベルトラン・ロピタル
4~6週間
ルミュアージュ(動瓶)
ボトルを連続的に左右に回転させ、二次発酵で出た澱を瓶口に集めます。熟練のセラーマスターが手作業で行う伝統的なルミュアージュは4~6週間を要し、1本のボトルを約25回、回転させます。
ベルトラン・ロピタル
デゴルジュマン(澱抜き)
ボトルの瓶口を-25℃の溶液に浸すと、瓶口に集まった澱が凍って栓のようになります。ボトルを開けると、内部の圧力が凍った澱を押し出し、理想的に澄みわたったシャンパーニュが出来上がります。
エルベ・カミュ
ドザージュ
セラーマスターは、ドザージュに使うリキュールのベースワインのタイプと最終的な糖の量を決定します。糖分の量によって、ブリュット、エクストラ・ブリュットなどのシャンパーニュの分類が決まります。
ベルトラン・ロピタル
コルク、ワイヤー、ラベリング
最後の仕上げに、ボトルにコルクとコルクワイヤーで打栓、ラベルを貼付します。
エルベ・カミュ
シャンパーニュ地方
テロワールの卓越性。土壌、気候、職人の技で築き上げる絆。フランス北東部のシャンパーニュの原産地には、約34,300ヘクタールの葡萄畑が広がっています。
ストーリー
葡萄畑がメゾンの核であるのと同様に、メゾン・テルモン自体も葡萄畑の中央に位置しています。
メゾンの価値観と卓越性を追求し続ける姿勢に導かれ、私たちは伝統と持続可能性を融合する手法に取り組んでいます。